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社会化実験
でも、まぁ…

多少、疲れても「社会化実験」っていうのが今ですかね。

施設内でリハビリの訓練を行って
次に「家」に帰って、身の回りのことをこなしたり
家の回りを歩いてみたり…

で、その延長線上に今があって
電車に乗ったりして、学校に通ってみる と。

ノートは取れませんが、そのあたりはI-padのメモ機能で代行です。
筆記の試験があるときは「字が書けません」といいつつ
CPを持ち込んで、先生のアドレスまでメールを送信などという方法を工夫して、提案して
了承をもらうという交渉をしますが、そういうプロセスもリハビリです。

ある意味、社会は情け容赦ないですが
この国の場合、ちゃんとアピールすればずいぶんやさしい。
ある先生なんて、僕のためだけに試験のやり方を工夫してくれましたし
同級生は 全員が、僕のためにドアを開けて、先に通してくれます。

ただ、そういうやさしさにすがるんじゃなくて
できるだけ健常にやり抜くこと。
それが社会に出てのリハビリの目的です。

行き交う人の中、ホームの端を歩くのは怖いわけですが
半年もやってると、それも克服できますし
東京駅の人の流れにも伍して、自分の行きたい方向に
ストレスなく歩いていくことができるようになります。

確かに、健常の頃に比べれば疲れるんですが
それも一時のことだし
再発を恐れるあまり養生に徹していたら
いつまでたっても、自律的に社会に関わることはできませんしね。

うんうん唸って通学してもしょうがないですが
少しは頑張らないとね。
なにせ、立派な「労働者階級」の身の上
社会と関わりながら「働いて」いないと 
おまんまの食い上げですからね。
by at-masaqui | 2012-11-23 14:35 | りはびり
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