脳出血で倒れて、ひとつだけ、これはよかったなーと思うのは
死ぬことについての恐怖感がなくなってしまったことです。 倒れた直後は、うちの奥さんがどうなるんだろうとか やりかけの仕事がどうなるんだろうとか思って そういう意味で焦る気持ちもありましたが それでも、恐怖感みたいなものはなかったと思います。 とにかく、脳出血でしたから「激痛」みたいなものがなく むしろ、気持ちいいくらいの感覚があったくらいでしたから ああ、死ぬのって痛くないんだと思ったのが 案外、大きいのかもしれません(冗談みたいな話しですが)。 再発率が高いのも、逆に、「これから」をはっきりさせてくれたように思いますし 「こんなことがいつまで続くんだ」ではなく 有限だと思うことで、とにかく我慢が効くようになりました。 僕が自覚している以上に、僕は「楽」になっているようで 久しぶりに会う人にこそ びっくりされたりします。 自分のこだわりについても「どうでもいいや」と思うようになりましたしね。 僕の場合は 老い先短いと思えたことが 自分を「楽」にしてくれたようです。
by at-masaqui
| 2013-10-06 11:24
| 心と感覚
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